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  • 2020/06/18 (月)
  •  いろんな記念日があるようで、きょう18日は「おにぎりの日」▼石川県の旧鹿西町が、弥生時代の遺跡から出土したちまき状の炭化した米の塊を“日本最古のおにぎり”としPRするために町名から「6」、毎月の米食の日「18」にちなんだもの▼町おこしの一環とはいえ、おにぎりも長い歴史を持つ稲作文化の一つであることを再認識。それだけ日本人と関わりの深い米も和食から洋食へ食生活の変化、人口減少で消費は減少。生産現場も長年の減反政策で転作が進み、農家自体減った▼郡市では、梅雨入りとともに田植えが最盛期を迎え、農家だけでなく小学校の体験作業も盛ん。人吉盆地に広がる水田は、米を作るだけでなく大雨が降れば雨水を一時貯水する洪水防止、管理により土砂崩壊を防ぐ防災機能を備えていることにも目を向けたい▼ことしの米作りは始まったばかり。昨年は平成18年以来13年ぶりの「不作」だったが、昨報にあるように「豊年」を意味する縁起の良いホウネンエビも水田に姿を見せた。今後の好天と無災害、新型コロナウイルスの終息を願い、実りの秋にはマスクなしでおにぎりを頬張る子どもたちの笑顔を見たい。。。。

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