人吉新聞社クラウドファンディング復興支援プロジェクト 『がんばろう!人吉球磨 コロナや水害には負けんばい』
人吉球磨の復興に関する記事
2021/02/24 竹灯籠の光に祈り 国宝・青井阿蘇神社
 人吉商工会議所青年部(山口義之会長)主催の令和2年7月豪雨復興祈願祭が23日夜、国宝・青井阿蘇神社境内で行われ、参列者は竹灯籠の光に祈りをささげた。

 同青年部は、ひとよしまち燈り実行委員会(永江一成委員長)と共催し、今月13日から人吉市内に約1000本の竹灯籠を設置する復興祈念事業「彩光」を実施中。
 復興祈願祭は、その取り組みの一環。CHIKAKEN(南関町)が同神社に設置した竹飾りの点灯式と合わせて行った。
2020/10/09 被災地の早期復興祈願 国宝・青井阿蘇神社「おくんち祭」
20210219013531.jpg 御神木前まで御神輿2基を引く子どもたち
 国宝・青井阿蘇神社で9日、例大祭「おくんち祭」の神幸式行列に代わり、豪雨被害早期復興祈願祭が行われ、コロナ禍の中で発生した令和2年7月豪雨の犠牲者を追悼し、一日も早い復旧、復興を祈願した。

 同神社は7月4日の豪雨による水害で、蓮池に架かる禊橋が壊れたまま。楼門や社殿群も浸水するなどの被害を受け、増水は楼門約1.8㍍、拝殿床上1㍍にまで達した。「おくんち祭」は、被災地が復旧道半ばにあり、コロナの終息も見えない状況から神事のみに縮小。ことしの文字を「一」に位置付け、早期の復旧・復興を祈願する祭りとしている。
2020/08/22 3団地の入居始まる 被災56世帯に鍵渡す
20210219014745.jpg 完成した人吉城跡仮設団地
 7月の豪雨災害に伴い、各地で整備が進められている応急仮設住宅のうち、人吉市麓町の「人吉城跡仮設団地」(6棟15戸)、山江村山田の「中央グラウンド仮設団地」(10棟25戸)、相良村深水の「松葉仮設団地」(8棟16戸)できょう22日、被災世帯の入居が始まった。
2020/08/04 「令和2年7月豪雨」から1カ月 避難所に今なお1040人
20210219012546.jpg 西瀬橋の復旧作業が進む中、乾いた泥が舞い上がり、かすむ人吉市街地
 人吉球磨に大きな被害をもたらした豪雨災害から、きょう4日で1カ月。郡市で45人が犠牲となり、球磨村では仮設住宅の入居が始まったが、今なお郡市で1040人が避難所生活を強いられ、新型コロナウイルスによる復興の妨げが被災者らの疲弊や災害ボランティア不足などに影響している。

 復興を妨げた長雨から一転、暑さがボランティア作業や被災者らの体力を奪う中、人吉市の市街地は4日朝、球磨川の濁流により浸水した家屋、災害廃棄物などの泥が乾いて舞い上がり、一帯は白くかすんでいた。
2020/07/13 大型災害ごみを自衛隊が撤去 畳や家具など4品目
20210219011944.jpg 11日午後2時半ごろ、人吉市下青井町で災害廃棄物をリレー形式でトラックに積み込む自衛隊員
 人吉市は、10日から13日まで県や内閣府、防衛省、自衛隊、環境省、県トラック協会および産業資源協会との連携の下、市内で片付け作業の障害となっている大型災害ごみを一掃するための活動を実施している。

 同市内では、被災した市民が生活再建のために片付けごみの搬出を行っており、交通の支障になっている。
 また、仮置き場の同市上漆田町の人吉中核工業用地につながる道路が連日、災害ごみを満載した車両で交通渋滞を引き起こし、渋滞緩和の狙いもある。
 収集するのは、片付け作業の障害となっている畳、家具、家電、金属の大型災害ごみ4品目で、自衛隊と関係団体の協力で分別撤去し運搬するという全国でも初の取り組み。
2020/07/04 球磨川氾濫 市内へ濁流
20210219010951.jpg 堤防を越えて球磨川の濁流が流れ込む大橋下流右岸
 梅雨前線の活発化に伴い、郡市は3日から4日にかけて、これまでに経験したことがないような大雨が断続的に降り、人吉市の中心市街地や球磨村渡地区などで河川の増水により住宅の浸水、橋の上部が流出、道路の寸断や冠水の被害が出た。
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